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Googleはどうやってコンテンツ作成者のE-A-Tを評価しているのか?

2018年のGoogle検索品質評価ガイドライン改定から、E-A-T(専門性・権威性・信頼性)という言葉がSEO業界のホットな話題となりました。これからの時代はネット上で発信する情報のE-A-Tがより強く求められ、どんなに検索エンジン最適化を施したコンテンツでも、E-A-Tが弱いと検索エンジンの検索上位に表示されることが難しくなっていきます。

そのE-A-Tですが、2018年のガイドライン改定に伴って、新たに…

WebサイトのE-A-Tだけでなく、コンテンツ作者のE-A-Tも求められる

という内容の記載が含まれるようになりました。それまでは被リンクの数やPageRankでそのwebサイトの価値が判断されていたのですが、今はそれに加えてブログ記事の著者がどんな人なのか?その人が本当に信頼できる人なのか?なども判断されるようになっているということです。

ここで疑問が1つ。個人のE-A-Tを評価する前に、そもそもGoogleはどうやって著者を識別しているのでしょうか?同じ著者が複数のサイトに寄稿していたり、あるいは複数のブロガーが集まるサイトにブログを掲載していたりしたら、Googleはどうやって作者を認識しているのでしょうか?

今回はそんなお話。2021年4月23日のGoogle Search Central SEO hangoutでJohn Muellerがこの疑問について回答してくれているので、そこから僕たちのE-A-Tを正しくGoogleに判断してもらうためにどうすれば良いのか、一緒に考えていきましょう…

著者のE-A-TをGoogleに正しく認識してもらうためにwebサイト管理者側がするべきこと

この話題については、あるwebサイト所有者が「自己紹介ページにSNSへのリンクやEメールアドレスを載せる以外に何か重要なことはあるか?」と質問したことが発端となりました。これに対してJohnは…

  1. すべての著者情報を統括するページを作り、各サイトの自己紹介ページとリンクでつなぐこと
  2. 自己紹介の内容は、すべての媒体で統一したものにすること

の2点をアドバイスしています。

Essentially what I see on our side is, when it comes to things like author pages, or information about the author, or information about entities in general behind a website, an article, or something, what happens there is our systems try to recognize who that is, what that entity is, and we do that based on a number of different factors. And that does include things like links to profile pages for example, or visible information that we can find on these pages themselves.

So my recommendation here would be to at least link to a common, or kind of like a central place, where you say everything comes together for this author. Which could be something like a social network profile page, for example, and use that across the different author pages that you have when you’re writing, so that when our systems look at an article and they see an author page associated with that, they can recognize this is the same author as the person who wrote something else. And we can kind of group this by entity, and we do that based on maybe this common social networking profile that is there.

by John Mueller

つまり、著者に関する情報をすべて載せたプロフィールのページを1つ作り、それをハブとして他のページとリンクでつなぐのです。

ハブとなるプロフィールページには、ネット上に存在する著者のすべての情報を集約するコンテンツを掲載します。この回答の中ではハブの例としてSNSのプロフィールページを挙げていて、そのプロフィールページから各サイトの自己紹介ページや各コンテンツページへリンクを貼るのです。

こうすることで、著者がどんな人かをGoogleが把握しやすくなり、ネット上の各記事で著者のE-A-Tがより正確に反映されるようになるというわけです。逆にプロフィールハブを設定しないで複数サイトを運営すると、Googleは「同じ名前をもった別の著者が別々のサイトを運営している」と認識する可能性があるとのことです。

これを機会にあなた自身の自己紹介サイトを作成するのもあり?

Johnはハブとなるプロフィールページの例としてSNSを挙げましたが、もちろんwebサイト上の自己紹介ページをハブにしても構いません。

その場合は、今あなたが関わっているwebサイトに加えて、あなた自身を紹介するような独自のwebサイトを作成するのも一手です。イメージとしては、タレントなど有名人のオフィシャルサイトです。このサイトにハブとなるプロフィールページを作成し、各サイトやSNSをリンクでつなぎます。こうすることでGoogleの求めるweb構造を作れますし、各サイトからプロフィールハブにリンクを貼ることで、オフィシャルサイトのドメインパワーも上がります。

このように、複数のwebサイトでコンテンツ作成に関わっている人にとっては、個人のオフィシャルサイトの権威性を上げるチャンスという見方もできます。もちろん、あなたのオフィシャルサイト作成が時期尚早というのであれば、Johnが言うようにSNSのプロフィールページで代用しても問題ありません。ただ、将来的に自分のオフィシャルサイトを作る可能性があるのであれば、その時に使いたいドメイン名だけは早めに取得しておくことを強くおすすめします。ドメイン名は世界でたった1つ、早い者勝ちなので、同姓同名の人に先に取られないようにしておきましょう。

大堀 僚介(Ohori Ryosuke)

AWAI認定コピーライター
SEO contents institute認定コピーライター

何事も“超一流の専門家から学ぶ”をポリシーとしており、コピーライティング業界で世界最高の権威である全米コピーライター協会(AWAI)でライティングの基礎を習得後、SEOコピーライティングのパイオニアHeather-Lloyd Martin、コンテンツマーケティングの世界的第一人者Brian ClarkにWebコピーライティングを学ぶ。

さらにAWAIでビジネス用Webサイト作成スキルを習得、知識ゼロの状態から自社サイトSuper Clear Contentsを立ち上げる。その経験とインターネット業界の動向をふまえて、個人事業主や副業サラリーマンに向けて最新のビジネス用Webサイト構築方法を提供している。

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大堀 僚介

全米コピーライター協会(AWAI)認定コピーライター SEO content institute認定SEOライター 何事も“超一流の専門家から学ぶ”をポリシーとしており、コピーライティング業界で世界最高の権威である全米コピーライター協会(AWAI)でライティングの基礎を習得後、SEOコピーライティングのパイオニアHeather-Lloyd Martin、コンテンツマーケティングの世界的第一人者Brian ClarkにWebコピーライティングを学ぶ。 さらにAWAIでビジネス用Webサイト作成スキルを習得、知識ゼロの状態から自社サイトSuper Clear Contentsを立ち上げる。その経験とインターネット業界の動向をふまえて、個人事業主や副業サラリーマンに向けて最新のビジネス用Webサイト構築方法を提供している。

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