この記事執筆時点で、自サイトから相手サイトに貼るリンクには全部で4種類のリンク属性(dofollow属性、nofollow属性、sponsored属性、ugc属性)の4つが存在します。しかし元々はこうしたリンクの種類による区別は存在せず、リンクと言えばdofollow属性のリンクのことを意味していました。それが…
意図的に検索順位を操作しようとするブラックハットSEOとの戦いの中でGoogleがnofollowリンクを作り出し、そのnofollowリンクの使い方によってさらに2種類の属性が追加になって今に至ります。
つまり、今回説明するdofollowリンクはすべてのリンクの中で基本中の基本。もしあなたが自分でwebサイトを管理していて、そのサイトの検索順位を少しでも上げたいと思っているなら、このdofollowリンクについての最低限の理解は必須です…
目次
Dofollowリンクとは、リンクを通じて相手のページにリンクジュース(link juice)を受け流す性質のあるリンクのことです(注:dofollowリンクという用語はGoogleが公式に使っている用語ではなく、SEO業界で作られた業界用語です)。他の3種類のリンクは相手ページにリンクジュースを渡さないので、dofollowリンクのことを唯一相手ページにリンクジュースを渡すタイプのリンクだと覚えてもらえればOKです。
あなたのサイト内に誰かがdofollowリンクを貼ってくれた(被リンクまたはバックリンクと言います)としましょう。するとそのリンクを介して、相手サイトからリンクジュースがあなたのサイトに流れてきます。
このリンクジュースはあなたのサイトのPageRankを高める働きがあり、外部サイトからdofollowリンクをもらうごとに、あなたのサイトの価値がどんどん高まっていきます。特に特定の分野で権威性の高いサイトからのdofollowリンクはより価値が高く、たった1つのリンクでも他の数十〜数百のdofollowリンクに匹敵する価値があると考えられています。
もしあなたがSEO対策について少しでも勉強したことがあるなら、検索エンジンで少しでも高い検索順位を獲得するために被リンクが必要だということはご存知でしょう。でも、実際は被リンクなら何でも良いというわけではなく、dofollowリンクをより多く獲得しなければなりません。
というわけで、きっとあなたは今頃、自サイトに貼られた被リンクがdofollowリンクなのかどうか気になっていることと思います。
被リンクのリンク属性(dofollowリンクかnofollowリンクか)を詳しく調べるには、通常有料のSEOツールを使わなければなりません。でも、一部の無料SEOツールでもその機能の一部を解放しているので、それらを使って誰でもある程度は被リンクの種類を調べることができます。
例えば、僕がよく使う無料SEOツールの1つでahrefsのBacklink Checkerというものがあります。このツールであなたのサイトのURLを検索すると、外部サイトから貼られた被リンクの属性を最大100個まで教えてくれます。
このツールを活用してnofollow属性のリンクを見つけたら、そのサイトの運営者に連絡をとってdofollowに変えてもらうようお願いするのも1つの手です。正直勝算は薄いですが、うまくいけばタダでdofollowリンクが1つ手に入ります。
一言で言えば、その期間はまちまちです。というのは、dofollowリンクがSEO効果を発揮するためには、まずGoogleのクローラーが相手サイトのコンテンツをクロールしてリンクを認識しなければならないからです。
相手サイトが強力で頻繁にクロールされているサイトであれば、数日もせずにあなたのサイトへのdofollowリンクを認識してくれるでしょう。一方で、まだ立ち上げたばかりの貧弱サイトからのリンクであれば、Googleがそのリンクを認識するまで数ヶ月かかる可能性も十分にあります。
一方、あなたが他のサイトにリンクを貼る時、そのリンクをdofollowにするかnofollowにするか迷っていませんか?
この場合、あなたが考えなくてはならない点が2つあります。1つは「そのサイト(およびその情報)は一般的に信頼度が高いかどうか?」で、もう1つは「リンク先の情報があなたの作成するコンテンツと関連性が高いかどうか?」です。
この2つの問いに対する答えが「Yes」のときは、迷わずそのリンクをdofollowリンクにしましょう。もし自信をもって2つの問いに「Yes」と言えないなら、とりあえずそのリンクをnofollowリンクにしておく方が安全です。
ほとんどの場合、普通にリンクを貼ればそのリンクはdofollowリンクになります。Dofollowリンクを貼るのに特別なやり方はありませんが、一部のSNSやブログサービスではnofollowリンクがデフォルト設定になっていることがあり、その場合はすべてのリンクがnofollowリンクになります。
これは内部リンクでも同様で、普通に内部リンクを貼るだけでそのリンクはdofollowリンクになります。内部リンクを貼ることで、そのページにもリンクジュースをお裾分けしてコンテンツの価値を高める効果があるので、自サイト内のページへのリンクには積極的にdofollowリンクを活用していきましょう。
いかがでしたか?今回はdofollowリンクについて、SEO対策を考える上で必要十分な知識をまとめました。Dofollowリンクって何なのか?どんなときにdofollowリンクを使うのか?この記事であなたの疑問が1つでも解決できたら嬉しいです。
でも、dofollowリンクについての最大の問題は…
なんですよね。実際のところ、どんなに良質なコンテンツを作っても、dofollowの被リンクなんて滅多に貼ってもらえるものではないんです。
では、どうしたら自サイトにdofollowリンクを貼ってもらえるのか?少しでもその確率を高める方法はないのか?もしあなたがそこで悩んでいるなら、ぜひ一度僕に個別のメッセージを送ってください。その点でも、少しはあなたのお役に立てるかもしれないので…
AWAI認定コピーライター
SEO contents institute認定コピーライター
何事も“超一流の専門家から学ぶ”をポリシーとしており、コピーライティング業界で世界最高の権威である全米コピーライター協会(AWAI)でライティングの基礎を習得後、SEOコピーライティングのパイオニアHeather-Lloyd Martin、コンテンツマーケティングの世界的第一人者Brian ClarkにWebコピーライティングを学ぶ。
さらにAWAIでビジネス用Webサイト作成スキルを習得、知識ゼロの状態から自社サイトSuper Clear Contentsを立ち上げる。その経験とインターネット業界の動向をふまえて、個人事業主や副業サラリーマンに向けて最新のビジネス用Webサイト構築方法を提供している。
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初めまして。Stalinks.comの綾子と申します。弊社は、Googleランキングを上げるために有益なゲスト投稿を提供するデジタルマーケットプレイスのプラットフォームです。弊社は、競争力のある価格と安全性に重視した、世界中の検証されたセーラーとバイヤーを連携させております。御社サイトで紹介されるためにどのようにすればよろしいでしょうか。
何卒、よろしくお願いいたします。
佐藤綾子様
お返事が遅くなり、大変失礼いたしました。
ご依頼の件につきましては、コメント欄ではなくお問い合わせフォームから具体的な内容をお送りいただけますと幸甚です。
上記、よろしくお願いいたします。
大堀 僚介