ブログ最初の記事の書き方がわからない?安心して大丈夫。なぜなら…

WordPressで念願の独自サイトを立ち上げたのに、ブログの最初の記事が書けない…

この悩み、特にブログ初心者の方に結構多い悩みだと思います。記念すべき一番最初の記事は気合いれて書きたいし、多くの読者さんに見られるからカッコ悪いことを書きたくないし…ひょっとしたらあなたもそんな風に思っていませんか?その気持ちは良くわかります。でも実は…

その気持ち自体が、ブログ最初の1記事目でストップしてしまう大きな原因となっているんです。そんなに肩肘張らなくても大丈夫。もっと気楽に始めてもらえばいいんです。

今回の記事は、そんなあなたのメンタルブロックを外すために少しでもお役に立てればと思って書いています。初めての記事に何を書くか迷っている…もしあなたがそんな状態なら、ぜひ最後までこの記事をお読みください…

初めから完璧なブログを目指す必要はない理由

最初に僕の意見を言っておきますね。最初の1記事目から完璧なブログを目指す必要はありません。

もちろん日々のスキルupに努める姿勢は必要です。でも、最初の1記事目から完璧な内容である必要もないのです。その理由は…

後でいつでも消せる(もちろん修正も)

からです。下手なことを書いてネットで炎上してしまって…という場合は例外ですが、後で読み返して「これはちょっと恥ずかしいな…」と思うような内容でも、削除してしまえばその後ユーザーには一切見えなくなります。記事の1つや2つの削除なんか一瞬で終わってしまいますし、とりあえず記事を書く習慣を身につけていって、あとで気になるようなら最初の記事を消したらいいんじゃないでしょうか?

そもそもSEO的にみても、新規ブログの最初の1ページ目からいきなりGoogleの検索トップになって多くのユーザーに見られてしまうなんてことは、まずあり得ません(絶対に!とまでは言えませんが…)。一般ユーザーに見つからなければ、それがどんなに恥ずかしい内容の記事だったとしても、ネット世界にないものと一緒。そう思えば、少しは安心して記事を書けるようになりませんか?

最初の記事から完璧な内容を求めて投稿をためらっているより、まずはどんな内容でもいいので記事を書き続ける習慣を身につける方が圧倒的に大切だと僕は思います。最初の記事を書いてしまえば、その後の2記事目、3記事目…は意外とあっさり書けるようになってしまうものです。

それでも迷った時のためのブログの最初の記事例3つ

というわけで、あなたが今最初の記事の書き方に困っているなら、これから最初の記事に相応しいコンテンツの例を3つご紹介しますので、どれかをパクって記事を書き上げてしまいましょう。

1.プロフィール(自己紹介)

まずは一番簡単かつ自然な流れなのが、あなたのプロフィール記事。普段初めての人に会った時に「はじめまして」と自己紹介をするように、ブログでも最初にプロフィール記事を載せて読者さんに自分を紹介するのはごく自然な流れです。

あなたもきっとそうだと思いますが、面白い記事を見つけたときに「この記事は誰が書いたのだろう…」と気になりませんか?その記事の著者に興味を持てば、引き続きその人のブログをフォローしようという気になるかもしれません。一方で著者がどんな人かわからなければ、その記事の信憑性も疑わしくなって、その一回限りでスルーになってしまうのではないでしょうか。

このように、ネット社会においても自己紹介をするのは信頼性獲得のために非常に重要です。あなたのwebサイト内でもどこかで自己紹介を載せることを僕は強くおすすめしますし、初めての記事としてプロフィール記事を載せるのは絶好のアイデアだと思います。

ただブログの構造上、ブログが大きく育ってくると最初の記事はどんどん奥に追いやられて、次第に見つけるのが難しくなっていきます。そのため、ブログが育ったらプロフィール記事を削除するのではなく、自己紹介ページを固定ページに移してホームページから簡単に見れるようにしてあげるのがいいでしょう。

2.日記

ブログの構造は日記とすごく相性が良く、有名ブロガーさんにもブログを日記として活用している人がいます(例えばちきりんさんのはてなブログ。正直日記と呼ぶには内容濃すぎですが、ご本人は日記のような感覚で記事を書いているようです)。

もしあなたが雑記ブログとしてブログを育てたいなら、ブログに何を書けばいいのか迷う必要は全くありません。ブログに何を書くかわからなければ、とりあえずその日あったことをブログに書けばいいのです。もし特定のニッチをテーマにした特化ブログを目指しているにしても、最初の記事が日記記事でも大丈夫。どうせ人に見られないし、気になったら後で削除すればいいのですから…

3.商品やサービスの紹介記事

もしあなたがwebサイト内で何らかの商品やサービスを売ろうとしているなら、それらの使い方や特徴などを詳しく解説した紹介記事をブログに書くのも自然な流れです。

通常の商品・サービスページで伝えきれない部分をブログで補ってあげる形で、ユーザー目線の情報を届けてみてはいかがでしょうか?ビデオを使って実際に使っているところを見せたり、商品のサイズを他のものと比較してみたりすると、それを買おうかどうか迷っているユーザーにとって大いに役立つこと間違いなしです。

この場合、記事の最後に商品の購入ページへのリンクを貼ることをお忘れなく。ユーザーがせっかく記事を読んで購入に前向きになってくれたのに、購入ページにスムーズに行けないために離脱してしまう…そんなミスは絶対に避けなければなりません。

ブログ記事作成能力上達のためのポイント

このようにSEO的にはあまり重要視されないブログ1記事目ですが、今後そのブログを育てていくことを考えれば、最初から戦略的に記事を掲載していく方針ももちろんあって然るべきです。

誰でも最初は初心者で下手くそなもの。なので、最初の記事の出来不出来をあまり気にする必要はありません。でも、1記事目よりは2記事目、2記事目よりは3記事目…と少しでも上達していかないと、最終的にはあなたのブログがユーザーに認められることはなくなります。

そう考えると、特に特化ブログを作ろうと思っている場合は、最初の1記事目から「2記事目以降のための修行の場」として、良質な記事を書く練習を始めるのも1つの考え方です。

もしあなたがそんな考えをお持ちなら、ぜひ最初の記事から良質なコンテンツ作りにトライしてみてください。以下に挙げるポイントに気をつけながら記事を書き続けることで、徐々に質の高いコンテンツの書き方が身についてきますよ。

1.ブログのテーマを決める

あなたが特化ブログ作成を目指すなら、最初にやらなければいけないことはそのブログのテーマを決めることです。最初にテーマを決めることで記事の内容がブレなくなりますし、Googleも雑記ブログよりも超ニッチな特化ブログを好む傾向にあるので、その方がSEO的にも強いブログになりやすいです。

通販レビューでもペットでも、これからどんな内容の記事を書いていくかをあらかじめ決めておき、そこから逸脱しないようにトピックを決めて、次々と記事を貯めていきましょう。もしテーマから外れたトピックのブログ記事を載せてしまうと、その程度によりGoogleが雑記ブログと判断してしまい、あなたのブログの専門性が失われる可能性が考えられます。

2.キーワードリサーチをする

あなたがどんなに良いブログ記事を書いたと思っても、それがユーザーの目に届かなければ何の役にも立ちません。残念ながら、これが現実です。あなたのブログ記事がユーザーの目に届かなければ、そこに費やしたあなたの努力は全くの無駄になってしまうのです。

そんな状況を避けるために、記事執筆の前に必ずやるべき作業の1つがキーワードリサーチ。キーワードリサーチとは、簡単に言うと「ユーザーがどのキーワードをどのくらいの頻度検索しているのか」を調べることです。

もし、特定のキーワードに対してユーザーの検索件数がどのくらいあるのかが事前にわかったら、あなたもきっとそのデータを参考にするのではないでしょうか?

月間検索ボリュームが大きいキーワードなら、上位表示されればあなたの記事を誰かに読んでもらえる可能性はグッと高まります。一方で仮にターゲットキーワードで検索1位を獲ったとしても、月間検索件数が10程度だったら、あなたの労力に見合った結果は得られないかもしれません。

必ずしも月間検索ボリュームが大きい方が良いというわけでもないのですが、月間検索件数と上位表示の難易度が前もってわかれば、どのトピックで次のブログ記事を書けば他サイトと勝負できそうなのかを考えてからトピックを決められますよね。つまり、キーワードリサーチをすることによって、狙いを定めず銃を乱射している状態から、よりターゲットを絞った命中率の高い射撃ができるようになるのです。

キーワードリサーチは、僕たちSEO対策のプロであれば有料のSEOツールを使ってかなり細かいところまで調べます。でも、一般のブロガーやお金のない人でも使える無料のキーワード選定ツールがいくつかあるので、それらのツールを使いながらキーワードリサーチの感覚を養っていくのがいいと思います。

3.1記事1トピックでブログ記事を作成する

キーワードリサーチで検索ボリュームと難易度を把握したら、その中から1つのキーワードを選んで、そのトピックについての記事を書き始めます。

この時に大切なのが「1記事1トピック」の原則で、1つのトピックについて深掘りしてユーザーに必要な情報を包括的に含める必要がある一方、そのトピックから大きく外れる情報は記事から省かなければいけません。長文の記事を書いているとだんだん扱っているトピックからズレてくることがあるので、それを防ぐために(もちろんSEO効果も狙って)あらかじめ記事のタイトルにターゲットキーワードを含めておくといいでしょう。

ブログ記事が完成したら、スラッグとメタディスクリプションを一緒に作成

こうして記事が完成したら、早速WordPressに原稿を取り込んで公開ボタンをクリック…ちょっと待った!それでもいいのですが、投稿前にスラッグとメタディスクリプションを一緒に作っておくと、さらに多くのユーザーにあなたの記事を読んでもらいやすくなりますよ。

スラッグとは公開したページ独自URL(パーマリンク)の末尾にある文字列のことで、メタディスクリプションとは検索エンジンの検索結果画面に表示されるページの説明文のことです。

どちらも作成しなくてもブログの公開はできますが、機械的に作成したスラッグやメタディスクリプションには検索結果画面を見たユーザーが違和感を感じるので、そこからクリックして記事を読むまでに1つ大きな抵抗ができてしまうんです。

これらを最適化することでユーザーのクリック率を上げる効果が期待できますし、後になって作るよりも原稿作成の流れで一緒に作る方が作りやすいので、ブログ記事作成とセットでスラッグとメタディスクリプションの作成も一気にやってしまうのがおすすめです。

まとめ

いかがでしたか?今回はブログ初心者に向けて、最初の記事をどうするか?について僕なりの考えをお伝えしました。最初の記事の書き方がわからない…と悩んでいるあなたの背中をそっと押してあげるような記事になっていれば嬉しいです。

この記事に関するご意見やご質問、さらに「こんなことが知りたい!」といった注文など、何かありましたらお気軽に下のコメント欄に一言残していってください。

大堀 僚介(Ohori Ryosuke)

AWAI認定コピーライター
SEO contents institute認定コピーライター

何事も“超一流の専門家から学ぶ”をポリシーとしており、コピーライティング業界で世界最高の権威である全米コピーライター協会(AWAI)でライティングの基礎を習得後、SEOコピーライティングのパイオニアHeather-Lloyd Martin、コンテンツマーケティングの世界的第一人者Brian ClarkにWebコピーライティングを学ぶ。

さらにAWAIでビジネス用Webサイト作成スキルを習得、知識ゼロの状態から自社サイトSuper Clear Contentsを立ち上げる。その経験とインターネット業界の動向をふまえて、個人事業主や副業サラリーマンに向けて最新のビジネス用Webサイト構築方法を提供している。

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大堀 僚介

全米コピーライター協会(AWAI)認定コピーライター SEO content institute認定SEOライター 何事も“超一流の専門家から学ぶ”をポリシーとしており、コピーライティング業界で世界最高の権威である全米コピーライター協会(AWAI)でライティングの基礎を習得後、SEOコピーライティングのパイオニアHeather-Lloyd Martin、コンテンツマーケティングの世界的第一人者Brian ClarkにWebコピーライティングを学ぶ。 さらにAWAIでビジネス用Webサイト作成スキルを習得、知識ゼロの状態から自社サイトSuper Clear Contentsを立ち上げる。その経験とインターネット業界の動向をふまえて、個人事業主や副業サラリーマンに向けて最新のビジネス用Webサイト構築方法を提供している。

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