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ドメインオーソリティとは何か?SEO対策における役割と使い方を解説

ドメインオーソリティとは何か?SEO対策における役割と使い方を解説

突然ですが、ドメインオーソリティって聞いたことがありますか?ちょっとSEO対策に詳しい人なら、どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。または、実際自分のサイトのドメインオーソリティを調べたことがあるかもしれませんね…

もし初耳…という場合は、MozのLink Explorerというページで無料で調べられるので、記事の続きを読む前に一度チェックしてみてはいかがでしょう?今回は、このドメインオーソリティについてのお話です…

ドメインオーソリティとは何か?

ドメインオーソリティ(Domain authority:DA)とは、Webサイトのドメイン名の権威性を100点満点で表したスコアのことです。このスコアが高いほど、そのサイトが発信する情報に権威性が強くなり、検索順位でも上位を取りやすくなると言われています。

ただ、DAはアメリカのMozという業者が提唱しているもので、基本的にGoogleとは無関係です。Googleも「DAそのものは直接のランキングファクターではない」と明言しています。

なぜドメインオーソリティを上げる必要があるの?

一言で答えるならば、高いDAのサイトからリンクを貼ると、リンク先のページの権威性も高まるからです。

関連記事:
サイトの質評価でGoogleが重視するE-A-T…改善のためにあなたにできることは?
WebサイトのE-A-T(経験・権威性・信頼性)を高める唯一確実な方法

例えば、あなたがDA 80のサイトAとDA 20のサイトBを2つ管理しているとします。そして実験的に両方に全く同じ内容のブログ記事をupして、それぞれホームページから直接リンクを貼ります。このような状況では、サイトAのコンテンツの方が検索ランキング上位を獲得する見込みが高いと考えられます。

つまり、もし他の条件が全く同じなら、新しいコンテンツを作ったときにDAの高いサイトの方が検索結果で上位を取りやすい、ということです。

とは言え、じゃあとにかくDAを高くすれば良いのか?というと、必ずしもそうではありません。DAは高いに越したことはありませんが、たとえDAが低いサイトでも、コンテンツの内容によってはDAの高いサイトを抑えて上位表示が可能だからです。

実際、当Super Clear ContentsのDAは現在100点満点中たったの10点ですが、
SEO対策の領域でトップ10入りコンテンツをいくつも出しています。

だから、僕としてはDAのことをあまり気にしすぎずに、まずは良質なコンテンツを作り続けることに全力を注ぐことをお勧めします。その努力を地道に続けていけば、いずれDAは勝手に上がってくると僕は考えています。

それでもドメインオーソリティを早く上げたい?そんなあなたへ3つのアドバイス

ここまでの記事を読んで、あなたはDAについてどう思われましたが?DAを上げるためだけに、それほど躍起になる必要はなさそうだな…と思いましたか?僕はその考えに同意です。でも、やっぱりDAを早く上げたいとあなたがお考えなら、できるだけDAを上げるために有効と考えられる3つの対策を挙げますので、以下をご参照ください…

対策1:ドメインオーソリティの高いWebサイトからリンクをもらう

他のコンテンツにリンクを貼るという行為は、Googleの言葉を借りれば「リンク元のページがリンク先のページを推薦する」行為になります。もしDAの高いサイトからあなたのサイトにリンクを貼ってもらえたら、すでに権威性を認められている人からの推薦を得られたことになり、あなたのサイトのDA改善に大きく役立つことが期待されます。

対策2:スパムリンクを減らす

逆に、明らかにスパムとわかるようなサイトから多くのリンクを集めることは、逆にあなたのサイトの権威性を落とす可能性が否定できません。近年Googleが賢くなって、こうしたスパムリンクによる悪影響を排除することができるようにはなっていますが、あなた自身でもスパムリンクの処理はしておく方が良いでしょう。

ただ1つ、誤解を生みやすいところですので注意しておきます。スパムリンクとは「DAの低いサイトからのリンク」という意味ではありません。

DAが低いサイトでも、真面目に運営されているWebサイトはたくさんありますよね。こうしたサイトがあなたのコンテンツを信頼できると判断してリンクを貼った場合、そのリンクは大切にしなければなりません。今はDAが低くても、将来権威性が高くなってあなたのサイトが恩恵を受けることになるかもしれないのです。

対策3:あなたのサイトへトラフィックを増やしてくれるリンクを増やす

外部から貼られたリンクから、実際にトラフィックが増えているかどうかも重要な指標の1つです。リンクからのトラフィックがあるということは、お客さんがそのページを有用だと思って来てくれていることを示すからです。

逆にトラフィックが全く得られないようなリンクは、ただ貼ってあるだけで実用性はほとんどないと言っても過言ではないでしょう。そのようなリンクばかり貼られていても、今後Googleに無視されてしまう可能性が否定できません。

コンテンツ作成に先立って、ドメインオーソリティのこんな使い方も…

何か新しいコンテンツを作ろう!と思った時に、そのトピックで検索上位を取れそうかどうかをざっくり知りたくはないですか?

こんな時、ライバルサイトのDAを調べてみるのも1つの手です。あなたのサイトと比較してライバルサイトのDAがそれほど高くなければ、十分に勝ち目があると自信を持てるのではないでしょうか?逆に相手のDAがかなり高かった場合は、「ちょっと難しいかもしれないから、別の手を考えようか…」と、より成功の可能性が高い仕事に労力を集中することも可能になります。

ただ、DAはあくまで目安に過ぎません。もしあなたがスーパーなコンテンツ作成能力を持っていれば、DA 80を超えるような権威性の高いサイトよりも、あなたのコンテンツが上位にランキングされる可能性は十分にあります。

関連記事:ドメイン年齢(ドメインエイジ)にSEO効果って、本当にあるの?

大堀 僚介(Ohori Ryosuke)

AWAI認定コピーライター
SEO contents institute認定コピーライター

何事も“超一流の専門家から学ぶ”をポリシーとしており、コピーライティング業界で世界最高の権威である全米コピーライター協会(AWAI)でライティングの基礎を習得後、SEOコピーライティングのパイオニアHeather-Lloyd Martin、コンテンツマーケティングの世界的第一人者Brian ClarkにWebコピーライティングを学ぶ。

さらにAWAIでビジネス用Webサイト作成スキルを習得、知識ゼロの状態から自社サイトSuper Clear Contentsを立ち上げる。その経験とインターネット業界の動向をふまえて、個人事業主や副業サラリーマンに向けて最新のビジネス用Webサイト構築方法を提供している。

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大堀 僚介

全米コピーライター協会(AWAI)認定コピーライター SEO content institute認定SEOライター 何事も“超一流の専門家から学ぶ”をポリシーとしており、コピーライティング業界で世界最高の権威である全米コピーライター協会(AWAI)でライティングの基礎を習得後、SEOコピーライティングのパイオニアHeather-Lloyd Martin、コンテンツマーケティングの世界的第一人者Brian ClarkにWebコピーライティングを学ぶ。 さらにAWAIでビジネス用Webサイト作成スキルを習得、知識ゼロの状態から自社サイトSuper Clear Contentsを立ち上げる。その経験とインターネット業界の動向をふまえて、個人事業主や副業サラリーマンに向けて最新のビジネス用Webサイト構築方法を提供している。

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