ローカルビジネスにとって今後重要になってくると考えられている、SiriやAlexaによるボイスサーチ…最近の発表でボイスサーチを使うお客さんの動向が明らかになったので、今回の記事ではそのデータの一部をシェアしたいと思います…
出展はUberallという企業の“2019 Voice Search Readiness Report”で、アメリカ在住の1000人のお客さんに対して「ボイスサーチをどのように使っているか?」を調べたものです。
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この調査の結果によると、現在アメリカ人顧客の21%が「少なくとも毎週1回はボイスサーチを使う」と答えたことがわかりました。もう少し具体的にデータを出すと…
これに対して、まだボイスサーチを使ったことがない人が57%もいましたので、まだまだボイスサーチは検索方法として主流ではないと言えます。この結果を見て…
まだまだボイスサーチ用の対策をするのは早すぎる…
と感じるか、または…
他社が手を出していない今のうちがチャンス!
と感じるか、そこはあなた次第。アメリカと日本では状況が違うこともありますし、今後の状況も見守りつつ適切なタイミングでボイスサーチ対策を導入していきましょう。
上の結果より、現在お客さんの80%はボイスサーチを検索に使っていないことがわかりました。彼らが将来的にボイスサーチを使ってくれるようになれば、今後のSEO対策法が大きく変わると言っても過言ではありません。でも、その時代が来るまでには、まだまだ時間がかかりそうな印象ですね。
では、なぜ彼らはボイスサーチを使わないのでしょうか?その主な理由は…
といった感じです。とは言え、回答者の60%は…
将来的にはボイスサーチの存在が重要になる
と答えているので、今後SiriやAlexaなどAI技術が発達していけば、ボイスサーチが検索の主流になる可能性は十分にあるのです。
お客さんのボイスサーチの使い方は、主にお店や事務所の場所を調べたりするのに使われているようです。
この調査結果によると、お客さんの48%が、お店や事務所の住所・電話番号などを調べるのに使われているようです。検索をかける場所として多いのは自宅(37%)、車内(34%)、目的地への移動中(11%)という結果です。
このように店舗情報を検索しに来たお客さんに対して、どのように割引セールやクーポンの提供などの集客につなげていくか…この道筋をスムーズに準備できる企業が、ボイスサーチの利用率が高まったときに一歩先を進むことになるのではないか?と思います。
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AWAI認定コピーライター
SEO contents institute認定コピーライター
何事も“超一流の専門家から学ぶ”をポリシーとしており、コピーライティング業界で世界最高の権威である全米コピーライター協会(AWAI)でライティングの基礎を習得後、SEOコピーライティングのパイオニアHeather-Lloyd Martin、コンテンツマーケティングの世界的第一人者Brian ClarkにWebコピーライティングを学ぶ。
さらにAWAIでビジネス用Webサイト作成スキルを習得、知識ゼロの状態から自社サイトSuper Clear Contentsを立ち上げる。その経験とインターネット業界の動向をふまえて、個人事業主や副業サラリーマンに向けて最新のビジネス用Webサイト構築方法を提供している。