つい先ほどSEOの師匠から、SEOコピーライターにとって結構衝撃的なニュースが送られてきました。それは…
という話です。世界中で多くのライターが、ブログをはじめとするWebコピーライティングを行うときに、キーワードリサーチとしてGoogleキーワードプランナーを活用しています。プロのライターでなくても、Webサイト作成のときの参考に使っている人もいることでしょう。そんな人たちにとっては、このニュースは今後のコンテンツ作りを左右する、影響力大のニュースだと思います。
今までもGoogleは、ある日突然今までのルールを変えて何度もネット上に大きな混乱をもたらしてきました。例えば突然のアルゴリズム変更(ペンギンアップデートやパンダアップデートなど)。ある日を境に、検索順位トップを守っていたサイトが、突然検索圏外へ叩き落されました。今回のルール変更はそこまでのインパクトはないものの、今までフリーツールを使ってSEO対策をしてきたライターにとっては、今後のSEOライターとしてのキャリアを大きく変えかねない衝撃的な話かもしれません。
数年前までは、Googleキーワードプランナーは本当に使いやすいツールでした。無料で使用できるだけでなくアクセスも簡単で、データも非常に使いやすいものを提供していました。それがある時から、Googleアカウントの取得+ログインが義務づけられました。ここまでは正直たいした変化ではありません。その後、利用者はGoogleアドワーズのアカウントも作らされるようになりました。利用者は支払いの必要はないものの、Googleアドワーズに登録する必要がでてきたのです。
さらに変化は続きます。いつからかGoogleは、アドワーズのヘビーユーザーを除き表示されるデータを簡素化して、月間平均検索ボリュームを具体的な数字ではなくざっくりとした数字の範囲で表示するようになりました。これにより利用者は、大雑把な範囲でしか検索ボリュームを評価できなくなり、精度の高い対策ができなくなってしまったのです。
それでも多くのSEOライターや企業は、無料であることを理由にこれまでキーワードプランナーを使い続けてきました。ところが今回、Googleは過去15か月間の履歴をさかのぼって、課金履歴のないアドワーズのアカウントを全部使用停止にすることを決めたようです。いつからそうなるか?なんと今週中らしいです(日米でタイムラグがあるかもしれませんが)。本当に突然、警告なくやってくれますね…
もしあなたが今後もキーワードプランナーを使っていきたいなら、アカウントを再登録して広告キャンペーンを利用し、Googleにお金を払うことで解決です。でも、もしそれをあなたが望まないなら、別の方法でキーワードリサーチをする方法を考えなければなりません。
真っ当な方法としては、これを機会に有料キーワードリサーチツールに登録することでしょう。何を使えばいいでしょうか…例えばKeyword Toolなどはどうでしょう?全部ではありませんが日本語のページがあり、日本語でキーワードリサーチを行うことができます。
Keyword Toolはかなり本格的なキーワードリサーチツールですが、その分結構な使用料を取られます。この他にもMoz、Majesticなどいくつか有力なキーワードリサーチツールがありますが、どれも平均して10,000円/月くらいの使用料を設定しています。どのツールもだいたい無料お試し期間を設けているので、その間に使い勝手を試してみるといいと思います。
いずれにしても、あなたがもし今後も良質なキーワードリサーチを続けたければ、これらの有料ツールの力を頼らなければならなくなります。残念ながら、もうGoogleに「タダ乗り」の時代は終わりを迎えつつあります。あなたが今後もSEOの世界で生き残るつもりなら、キーワードリサーチのやり方を一から考え直す必要があるのではないでしょうか。
AWAI認定コピーライター
SEO contents institute認定コピーライター
何事も“超一流の専門家から学ぶ”をポリシーとしており、コピーライティング業界で世界最高の権威である全米コピーライター協会(AWAI)でライティングの基礎を習得後、SEOコピーライティングのパイオニアHeather-Lloyd Martin、コンテンツマーケティングの世界的第一人者Brian ClarkにWebコピーライティングを学ぶ。
さらにAWAIでビジネス用Webサイト作成スキルを習得、知識ゼロの状態から自社サイトSuper Clear Contentsを立ち上げる。その経験とインターネット業界の動向をふまえて、個人事業主や副業サラリーマンに向けて最新のビジネス用Webサイト構築方法を提供している。