この記事を開いたあなたへ…近い将来、あなたのWebサイトがハッキングされてしまうかもしれません。今すぐ下に書かれている方法で、あなたのWebサイトに使われているPHPのバージョンを確かめてください。というのは…
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PHP 5.6のセキュリティーアップデートは、2018年12月31日をもって終了します。もう1つのPHP 7.0の方は、2018年12月3日をもってアップデートが終了します。それ以降のアップデートはされないので、そのPHPを使っているサイトがハッキングされやすくなるなど、必然的にセキュリティー問題が生じることになります。
その結果、Googleの検索順位の低下→トラフィック数の低下が予想されるのです。
PHPとは、Webサイト作成に必要なプログラミング言語の1つです。PHPには開発の経緯により異なったバージョンがあり、バージョン更新ごとにパフォーマンスやセキュリティー面の改善がなされています。この記事の作成時点では、最新のPHPバージョンは7.2.6となっています。
WordPressの公式発表によると、現在世界中のWordPressサイトの57.1%がPHP 5.6か7.0のどちらかを使っているそうです。ということは、今WordPressでWebサイトを管理している人の6割弱の人が、未来のセキュリティー問題を抱えているということになります。
では、あなたのWebサイトで使われているPHPのバージョンは、どうすれば調べることができるのでしょうか?
あなたが契約をしているレンタルサーバーの管理画面を開いてください。ここでは、僕が契約をしているエックスサーバーを例に説明します。
サーバーパネルを開くと、真ん中下の方に「PHP」という項目があります。その欄にある「PHP Ver.切替」をクリックしてください。すると、あなたが保有している独自ドメインのリストが出てきますので、確認したいドメインをクリックします。
するとこのように、PHPの現在のバージョンが表示される画面に飛びます。ここでPHPのバージョンが5.6か7.0ならば、その右のボタンで簡単にバージョンアップができます。
もしやり方がわからなければ、レンタルサーバーのカスタマーサポートに電話して聞いてみてください。
PHPのアップデートをする前に、必ずあなたのWebサイトのバックアップを保存するようにしましょう。アップデートをきっかけにサイトのデザインが崩れてしまったりすることがありますし、プラグインが最新バージョンに対応していなかったりします。
Webサイトのバックアップはレンタルサーバーにお願いすると確実ですが、業者によりバックアップ料がかかってしまいます。安く済ませたいなら、プラグインを使ってバックアップデータをメールで送ってもらう方法もあります。
プラグインのPHP対応については、こまめに最新バージョンにアップデートしているなら、まず心配ないでしょう。もし何ヶ月もアップデートしていないプラグインがあるなら、プラグイン開発者のページを開いて対応状況を確認する or 最新バージョンをダウンロードする必要があります。こまめにアップデートされていないプラグインを使っている場合は、これを機に別のプラグインに切り替えるのも手です。
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AWAI認定コピーライター
SEO contents institute認定コピーライター
何事も“超一流の専門家から学ぶ”をポリシーとしており、コピーライティング業界で世界最高の権威である全米コピーライター協会(AWAI)でライティングの基礎を習得後、SEOコピーライティングのパイオニアHeather-Lloyd Martin、コンテンツマーケティングの世界的第一人者Brian ClarkにWebコピーライティングを学ぶ。
さらにAWAIでビジネス用Webサイト作成スキルを習得、知識ゼロの状態から自社サイトSuper Clear Contentsを立ち上げる。その経験とインターネット業界の動向をふまえて、個人事業主や副業サラリーマンに向けて最新のビジネス用Webサイト構築方法を提供している。