ブログコメントのSEO対策：スパムコメントからあなたのWebサイトを守る方法

先日のブログで、画像コンテンツに対するSEO対策の記事をupしました。そこで書いてあるように、Googleはブログのコメントも含めて、ページ全体でそのページのクオリティーを評価します。なので、お客さんからのコメントをもらうことで、そのページの評価が高まっていく可能性があるのです。でも…

なぜブログのコメント欄にもSEO対策が必要なのか？

コメント欄の内容すべてがいいものばかりではありません。反対意見や苦情ならまだしも、記事とまったく関係のない内容のコメントが載せられたり、中には怪しいサイトへのリンクつきのコメントまであったりします。こういった不適切な内容のコメントがあるとコンテンツ自体の価値が下がっていき、逆にSEO効果が下がっていくことになってしまいます。

Googleはスパムコメントも含めてあなたのコンテンツと判断する

ではこれらの不適切コメントや悪意のあるスパムコメント、どうすればいいのでしょうか？大量に送られてくるこれらのコメントを意図的に削除すると、管理者にとって都合がいいようにコメント欄を操作しているという印象を与えないだろうか？そんな心配をしている人もいるかもしれません。

この問題についてGoogleのJohn Muellerは先月、Twitterでのユーザーの質問に対してこう回答しました。

どんなタイプのコンテンツであれ、それが他人の作ったものであっても、あなたのWebサイト上にあるものはあなたのものとしてGoogleは評価する

つまり、あなたのWebサイト上にあるすべてのものに対して、責任はあなたにあるということです。コメント自体はあなたと関係のない人が勝手にやったことで、あなたに責任はありません。でも、そのコメントを残しておく選択をしたのはあなたなので、たとえそれが検索順位に悪影響であっても、その結果はすべてあなたの責任であるとGoogleは考えているのです。

なので、あなたのWebサイトのクオリティーを一定水準に保つためには、SEO対策の一環としてコメント欄も適切に管理していかなければなりません。

コメント欄のSEO対策：スパムコメントからWebサイトを守る5つの方法

では、あなたのサイトの価値を下げうる質の低い大量のコメントから、あなたのサイトを守るにはどうしたらいいでしょう？以下に誰でも簡単にできる5つのスパムコメント対策法を紹介しますので、あなたのWebサイトにもぜひ取り入れてみてください。

1. WordPressや使用テーマを最新のものにアップデートする

まず、あなたが必ずすべきなのが、Webサイトに使うものすべてを最新のバージョンにしておくことです。

特にWordPressはセキュリティー対策のために随時アップデートがあって、管理画面でワンクリックするだけでファイルを更新してくれます。同じように使用テーマも、良心的な開発者から管理画面にアップデートのお知らせが届きます。もしあなたの使っているテーマがいつまでもアップデートされなかったら、セキュリティーの面から別のテーマへの変更をオススメします。

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2. コメントを承認制にする

WordPress管理画面で設定 >> ディスカッションとクリックしてください。ディスカッション設定画面を下にスクロールすると、コメント承認条件という欄があります。この欄の「コメントの手動承認を必須にする」にチェックを入れておくと、人のコメント投稿があなたの承認なくページに表示されることはありません。

画面下のコメント表示条件の項目の「コメントの手動承認を必須にする」にチェックを入れておきましょう。

3. 悪質な投稿者をブラックリストに載せる

ディスカッション設定画面をさらにスクロールすると、コメントブラックリストという欄があります。ここに特定の単語や送信者、Eメールアドレスなどを入れておくと、そのいずれかを含む投稿はすべてゴミ箱行きになります。あらかじめいくつかの単語を入力しておけば、あなたがチェックしなければいけないコメントの数を減らすことができます。

このスペースに入力した単語を含むすべてのコメントやEメールアドレスなどは、自動的にゴミ箱に移されます。

 

4. プラグインを使ってスパムコメントをブロックする

あなたの大切なWebサイトをスパムから守るには、Akismet Anti-Spamというプラグインが便利です。無料で使えますし、インストールしておけば自動的にスパムコメントをゴミ箱に振り分けてくれるようになります。

5. コメント欄にreCAPTCHAを導入する

reCAPTCHAとは、「私はロボットではありません」というチェックをユーザーにクリックさせることによって、機械による自動生成のスパムコメントを防ぐ仕組みです。この画面、きっとあなたも見たことありますよね？

これもプラグインを使って簡単に設定できます。reCAPTCHAの設定方法はIncLoopさんの記事が詳しいので、リンクをクリックして記事を読んでみてください。

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