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ホーム » ブログ » Google Search Consoleを使ってサイトの検索順位を上げる方法

2018年8月28日 by 大堀 僚介

Google Search Consoleを使ってサイトの検索順位を上げる方法

あなたの作ったコンテンツ…GoogleやYahooなどの検索エンジンでランキングが高くなれば、そこから多くのトラフィックがホームページに流れ込んできます。トラフィックが多くなれば、そこから得られる売り上げも多くなるはずですよね…

あなたは売り上げupのために、ちょっとした手間をいとわない人ですか?もし面倒なことがイヤなら、このままこのページを閉じてください。もしちょっとくらい面倒でも頑張る!というのなら、このまま記事をお読みください。

今回あなたにお伝えするのは…

目次

  • 検索ランキング改善のためのGoogle Search Console活用法
    • 検索順位改善のための1ステップ:ユーザーのアクセスデータの分析
    • Search Consoleの使い方:URLごとの表示回数やクリック率を知る方法
    • Search Consoleの分析結果から選ぶ、検索上位獲得のための2つの対策法
    • 表示回数が多くクリック数が少ないページから順番に対策
    • 大堀 僚介(Ohori Ryosuke)

検索ランキング改善のためのGoogle Search Console活用法

コンテンツマーケティングに携わる多くのマーケッターやSEO担当者は…

  1. まずお客さんが入力しそうなキーワードを探す(キーワードリサーチ)
  2. キーワードリサーチに基づいてブログ記事を書く
  3. 他のページからその記事にリンクを貼る
  4. 記事を公開して、FacebookなどのSNSで拡散を狙う
  5. 1-4を繰り返す

こんな感じで仕事をしています。コンテンツマーケティングがある程度の効果を生むためには、コンテンツの数がある程度必要になってきます。なので、このサイクルをひたすら回し続けるのは、特に初期の段階では重要なステップです。

でもコンテンツマーケティングを実践するには、このサイクルの他にも非常に大切な過程があるんです。残念ながらこの過程に気づいている人はあまりいないのですが、それは検索ランキングの改善のための大きなチャンスをみすみす逃しているようなものと言えます。

検索順位改善のための1ステップ:ユーザーのアクセスデータの分析

では、その過程は何なのでしょう?その質問に答える前に、逆にあなたに1つ聞いてみようと思います。

自分の作ったコンテンツ…あなたは後で見直しをしていますか?

実は、SEO対策としてのコンテンツの最適化は、1回記事を書いて終わり!ではありません。自信をもって公開した記事がお客さんの訴求ポイントに引っかからなかったりすることは、本当によくあるのです。

あなたの作ったコンテンツがお客さんに興味を持ってもらえなければ、GoogleやYahoo、Bingなどの検索結果画面(SERPs)でクリックをしてもらえません。お客さんにクリックをしてもらえないページは、はっきり言うとお客さんの役に立っていないページということです。

Googleのアルゴリズムはそのようなページを見つけると、そのページを価値のないページとして検索順位を下げていきます。実際、現在200以上あると言われているGoogleのランキングファクターのうち、SERPsからのクリック率が近年ますます重要になってきているのです。

クリック率が高いということは、そのコンテンツが多くのお客さんの注目を集められるコンテンツであることを示します。そのようなコンテンツを検索上位に集める方が、Googleの使い勝手が向上するのは明らかです。なので、Googleが検索画面からのクリック率を検索ランキングに反映させるのは、非常に理にかなったやり方です。

ということで、ほとんどのコンテンツマーケッターやSEO担当者が怠っているものとは、作ったコンテンツの見直しと改善です。あなたがこの手間を惜しまない限り、時間はかかってもきっと検索順位を改善できると断言します。

Search Consoleの使い方:URLごとの表示回数やクリック率を知る方法

では、あなたの作ったコンテンツのクリック率を知る方法はあるのでしょうか?実は、とてもいい方法があります。それは、Google Search Consoleを使うことです。

無料で使えるこのツールは、コンテンツマーケッターやSEO担当者にとって必須のツールと言っても過言ではありません。もし今の時点でGoogle Search Consoleに登録していないなら、一旦この記事を読むのをやめてアカウント作成から始めましょう(新しくSearch ConsoleとWebサイトを接続した場合、データが反映されるまで2-3週間程度かかることがあります。それまで気長に待ちましょう)。

次に、Search Consoleにログインしてからの使い方を説明します。

画面左上の新しいSearch Consoleを試すをクリック

まず「新しいSearch Consoleを試す >> 検索パフォーマンス」と順にクリックしましょう。すると、あなたのWebサイト全体として、一定期間でSERPsに表示された数、クリック数とそれらの過去一定期間のトレンドを表したグラフ、クリック率、平均検索順位が表示されます。

その画面から下へスクロールしていくと、検索クエリごとのクリック数と表示回数が表になって現れる部分があります。

この上の部分に「クエリ」、「ページ」、「国」…という表示があります。ここで「クエリ」をクリックすると、お客さんが入力した検索ワードごとに、あなたのWebサイトへのクリック数、表示回数が表示されます。

クエリをクリックすると、検索ワードごとのリストが現れる

検索パフォーマンス画面。画面下に、お客さんが実際に検索した検索語(クエリ)が表示されます。

次に「ページ」をクリックすると、あなたのWebサイトのURLごとのクリック数、表示回数が出てきます。この2つの数字がわかれば、そのページのクリック率は「クリック数/表示回数」×100で簡単に計算できます。

ページをクリックすると、ページごとの表示回数、クリック率が現れる

ここでグラフ下の「ページ」をクリックすると、ページごとの表示回数、クリック率が現れます。

関連記事:ほとんど知られていないURLのSEO対策

Search Consoleの分析結果から選ぶ、検索上位獲得のための2つの対策法

この解析結果から、あなたのWebサイト上のどのページがうまくトラフィックを獲得できていないかがわかります。例えば、表示回数が少ない場合は、あなたのコンテンツがSERPsに表示されていない…つまり、

  1. その情報がお客さんに検索されていない
  2. お客さんに検索されてはいるが、コンテンツに対するGoogleの評価が低い

のどちらかの可能性を示唆します。一方、表示回数は稼げているのにクリック数が低い場合、Googleには評価されているものの、SERPsを見たお客さんがあなたの記事を読む気になっていないことを示します。

このデータを参考にして、あなたのコンテンツのどこを改善するかを決定します。表示回数が少ない場合は、まずGoogleの評価を上げるためにコンテンツ自体の改善を試みます。表示回数は十分あってクリック数が低い場合は、SERPsに表示されている部分に問題があるということなので、そのコンテンツのタイトルやメタディスクリプションを修正します。

表示回数が多くクリック数が少ないページから順番に対策

お客さんの使い勝手、つまりユーザーエクスペリエンスの視点から考えると、あなたが真っ先に対策をしなければいけないのは、表示回数が多くクリック数が少ないページです。表示回数が多いということは、Googleはこれらのページを良質なコンテンツと判断しているはず。あとはお客さんとコンテンツをうまく結びつけてあげれば、あなたもお客さんもともにハッピーな結果になるのです。

では、どうするか?SERPsに表示されているページのタイトルとメタディスクリプションを修正するのです。

Search Consoleで検索パフォーマンスのレポート画面に戻りましょう。画面上の方の「+新規 >> ページ」と順にクリックして、そこにターゲットとなるページのURLを入力し、「適用」を押します。すると、そのページに限定された表示回数やクリック数が出てきます。

Search Consoleで検索パフォーマンス +新規をクリック

グラフの上にある「+新規」から「ページ」を順にクリックして、あなたがパフォーマンスを知りたいWebページのURLを入力します。

ここでグラフの下の表にある「クエリ」をクリックします。そこに出てくるクエリのリストは、GoogleがSERPsに反映させる検索キーワードのリストです。これらのキーワードのうち、最も表示回数の大きいものが、お客さんが最も多く入力している検索ワードとなります。

Search Consoleでページごとのクエリを知る

ここで「クエリ」をクリックすると、GoogleがSERPsに反映させる検索語が表示されます。

次に、この検索語にそのコンテンツのタイトルがマッチしているかどうかを考えます。うまくマッチしていればそのままでOKですが、もし検索語とタイトルにズレがあるようなら、検索語にマッチするようにタイトルを書き換えましょう。

この時、もちろんタイトルとコンテンツの内容もズレないようにしなければなりません。もしどうしてもタイトルと中身がズレてしまうようなら、良いタイトルを思いつくまで保留にするか、コンテンツ自体を作り替えるしか手はありません。

関連記事:
Googleに表示されやすいメタディスクリプションを書く方法
スニペットとは何か?

検索語にマッチしたタイトルをつけたら、次に修正するのはメタディスクリプションです。ここは、お客さんになぜそのページを見るべきなのかを訴える部分です。日本語で80文字程度の短い文章で、お客さんがその続きを読みたくなるような記述をしましょう。

あとはトライアンドエラーです。ある一定期間ごとにSearch Consoleでそのページのパフォーマンスを見直し、改善が不十分なら再び修正を試みましょう(クリック率が3%あれば、まずOKです)。この繰り返しがSERPsからのクリック率を改善していき、あなたのWebサイトを徐々に検索上位に引き上げていきます。

P.S. Google Search Consoleの使い方についての新しい記事を公開しました。詳しくは、リンク先の記事をお読みください…

関連記事:Ahrefsの使い方|超多機能SEO分析ツールが無料でここまで…

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大堀 僚介

大堀 僚介(Ohori Ryosuke)

AWAI認定コピーライター
SEO contents institute認定コピーライター

何事も“超一流の専門家から学ぶ”をポリシーとしており、コピーライティング業界で世界最高の権威である全米コピーライター協会(AWAI)でライティングの基礎を習得後、SEOコピーライティングのパイオニアHeather-Lloyd Martin、コンテンツマーケティングの世界的第一人者Brian ClarkにWebコピーライティングを学ぶ。

さらにAWAIでビジネス用Webサイト作成スキルを習得、知識ゼロの状態から自社サイトSuper Clear Contentsを立ち上げる。その経験とインターネット業界の動向をふまえて、個人事業主や副業サラリーマンに向けて最新のビジネス用Webサイト構築方法を提供している。

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    カテゴリー: SEO対策, ブログ
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