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WordPressスラッグの取得からパーマリンク設定までを5分でマスター

WordPressスラッグの取得からパーマリンク設定までを5分でマスター

WordPressスラッグとは、WordPress(ワードプレス)サイトに属するページのURLのうち、自分で自由に設定できる部分を意味します。このスラッグ(slug)について、まだ知識が整理されていない人はいませんか?今回の記事ではそんなあなたに向けて、WordPressサイトでのスラッグ取得について少し詳しく説明していきます…

WordPressスラッグ取得の基本事項

WordPressで作成するすべてのページ(投稿・固定ページ)では、それぞれ1つずつ固有のスラッグを取得することができます(同一スラッグは取得できません)。別の言い方をすると、スラッグとはそれぞれのページに与えられた名前のようなものです。

例えばこのページではスラッグが「wordpress-slug」と指定されていて、このスラッグとドメインを組み合わせたhttps://superclearcontents.com/wordpress-slug/というのがこのページ固有のURL(パーマリンク )になります。

あなたが投稿あるいは固定ページで新しいコンテンツを作成した後、一旦データ保存のために「下書きとして保存」をクリックしましょう。すると画面右の欄にスラッグを指定する項目が現れるので、ここにあなたのお好みで文字列を入力すれば、そのページ固有のスラッグを取得できます。

一方で、WordPressでは各ページに与えられる投稿スラッグや固定ページスラッグの他にも、投稿を分類するcategoryにスラッグ(カテゴリースラッグ)が与えられます。カテゴリーのスラッグはデフォルトではカテゴリー名に設定されていますが、WordPress管理画面から「投稿 >> カテゴリー」を選択して、各カテゴリー下の「編集」をクリックすると取得できます。

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WordPressではパーマリンク設定で独自URLを指定する

次に、WordPressサイトにおける各ページのパーマリンク 設定方法について説明します。パーマリンクとはWordPressサイトの各ページに与えられている独自URLのことで、WordPress管理画面から「設定 >> パーマリンク設定」を選択すると、共通設定として以下の6パターンのパーマリンクのタイプを指定できます。

  1. デフォルト:post-id(投稿id)のみ
  2. 日付と投稿名:投稿スラッグの前に投稿日が入るパターン
  3. 月と投稿名:投稿スラッグの前に投稿月が入るパターン
  4. 数字ベース:archives/post-idのパターン
  5. 投稿名:投稿スラッグだけが入るパターン
  6. カスタム構造:自分の好きな形にパーマリンクをカスタマイズする時に使います

このどれかを指定することによって、あなたのサイトにおける基本的なパーマリンク構造が決まります。1か4を選べば、WordPressスラッグが表示されないパーマリンクになり、2か3か5を選べばパーマリンクの最後に必ずそのページのスラッグが入ります。6のカスタム構造を選べば、「/カテゴリースラッグ/投稿スラッグ」のようなパーマリンク構造に設定することもできます。

WordPressのパーマリンク設定は後で変更できますが、特にGoogleがページをクロール・インデックスした後に変更するとSEO的には少なからぬダメージを被ることになります。できるだけサイトを立ち上げた時にしっかり考えて、後で変更する必要がないようにしておくのが好ましいです。

WordPressスラッグはSEOに影響する?

WordPressスラッグがどんなものであれ、現在SEO的には影響がないと言われています。URLにスラッグが含まれていなくても、スラッグにキーワードが含まれていなくても、スラッグの文字数がいくつだろうと、Googleの検索順位に影響はありません。

ただ、ユーザー目線で考えれば、URLにキーワードが含まれていれば記事の内容が予想できて便利ですし、あまりに長いスラッグをURLに含めてしまうと手入力するときに不便です。

そんな状況を考えると、できるだけスラッグを短く設定して、パーマリンク設定を5か6(/カテゴリースラッグ/投稿スラッグの構造)にしておくことを僕はおすすめします。

WordPressスラッグが日本語でも大丈夫?

Googleの公式声明によれば、WordPressスラッグが日本語でもSEO的に全く影響はないと考えられています。実際Amazonの商品ページでは、日本語が入ったパーマリンクのページも多くみられます。

でも実際には、Google以外の部分で日本語URLを使う環境が整っていないのが現状です。日本語URLをコピペした時に文字化けしたりして、リンクとして正常に働かなくなってしまうことがあるのです。

こうした状況が改善されるまでは、僕はスラッグを英語にして英数字だけのパーマリンクを取得することをおすすめします。将来的に日本語(もしくは他の言語)のURLも英語URLと同じように使えるようになるといいですね。

まとめ

いかがでしたか?WordPressスラッグの取得方法とパーマリンク設定について、初心者の方にも理解していただけるように少し詳しく解説しました。この記事であなたの疑問が1つでも解決したのであれば、僕としてもこの記事を書いた甲斐があったというものです。

もしWordPressスラッグについてまだ疑問が残っているということであれば、ぜひ下のコメント欄に一言お願いします。時間と労力に余裕があれば、その疑問に答えられるように記事をアップデートしようと思いますので…

大堀 僚介(Ohori Ryosuke)

AWAI認定コピーライター
SEO contents institute認定コピーライター

何事も“超一流の専門家から学ぶ”をポリシーとしており、コピーライティング業界で世界最高の権威である全米コピーライター協会(AWAI)でライティングの基礎を習得後、SEOコピーライティングのパイオニアHeather-Lloyd Martin、コンテンツマーケティングの世界的第一人者Brian ClarkにWebコピーライティングを学ぶ。

さらにAWAIでビジネス用Webサイト作成スキルを習得、知識ゼロの状態から自社サイトSuper Clear Contentsを立ち上げる。その経験とインターネット業界の動向をふまえて、個人事業主や副業サラリーマンに向けて最新のビジネス用Webサイト構築方法を提供している。

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大堀 僚介

全米コピーライター協会(AWAI)認定コピーライター SEO content institute認定SEOライター 何事も“超一流の専門家から学ぶ”をポリシーとしており、コピーライティング業界で世界最高の権威である全米コピーライター協会(AWAI)でライティングの基礎を習得後、SEOコピーライティングのパイオニアHeather-Lloyd Martin、コンテンツマーケティングの世界的第一人者Brian ClarkにWebコピーライティングを学ぶ。 さらにAWAIでビジネス用Webサイト作成スキルを習得、知識ゼロの状態から自社サイトSuper Clear Contentsを立ち上げる。その経験とインターネット業界の動向をふまえて、個人事業主や副業サラリーマンに向けて最新のビジネス用Webサイト構築方法を提供している。

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