これはGoogleの正式発表ではないのですが…
最近、Googleの検索結果画面(SERPs)で表示されるページタイトルの文字数が多くなっているらしいのです。
この発表をしたのはRankRangerというところで、先月の間に表示される文字数が20%ほど増加したと報告しています。海外の最新情報を積極的に取り入れている方は、もうご存知かもしれません。
これまでの一般的な基準では「アルファベット55文字」でしたが、今月のはじめには「アルファベット83文字」が平均的な文字数となっています。大雑把に日本語1文字がアルファベット2文字に相当すると考えれますので、今の時点で日本語では40文字くらいは表示されるだろうということになります。
問題は、Googleがこの件で正式な発表をしていないことです。ということで、この発表を本当に信じていいのか?もし本当だったとしても、この傾向がずっと続くのか?SEO対策に熱心なあなたなら、きっと気になっているのではないでしょうか?
もしタイトルを20%も長くかけるのなら、タイトルにもっと多くの表現を入れることができますよね。今後はタイトルを30数文字に収めるために、ウンウン頭をうならせなくてもよくなるかもしれません。僕たちにとって嬉しいニュースであることは間違いないのですが、僕はこのニュースに今すぐ飛びつくのをおすすめしません。なぜでしょうか?
去年末にもGoogleは、SERPsに表示させるメタディスクリプションの文字数を「アルファベット160文字」から倍の「アルファベット320文字(日本語では約160文字)」に増やしました(こちらは正式アナウンスありでした)。でも、その数ヶ月後には表示文字数が元に戻ってしまいました。今は以前と同じく、メタディスクリプションは日本語で約80文字が基準になっています。こういった前科があるので、今は動かずにしばらくの間様子を見るのがいいのでは?と考えているのです。
もしここで昔のブログ記事のタイトルを変更したり、これから書くコンテンツのタイトルを長くしたりすると、もし後で元の文字数に戻ったときにまた書き直さなければいけません。短いタイトルでもページの価値が価値がお客さんに伝われば、クリック率に影響はありません。でも長いタイトルでお尻が切れてしまうと、お客さんに価値が伝わりにくくクリック率に影響します。
SEO対策では、あまり早く動きすぎるとかえって損をするという側面があります。Googleの大きなアルゴリズム変更があったとしても、よほど大きな問題がなければしばらく静観する方が適切です。その間やるべきことをやりながら情報を収集し、ある程度検索ランキングが落ち着いてきてから介入をするかどうか考える方が、きっと長い目で見たら得をすることでしょう。
関連記事:Googleのアルゴリズム・アップデートをいち早く知る方法
AWAI認定コピーライター
SEO contents institute認定コピーライター
何事も“超一流の専門家から学ぶ”をポリシーとしており、コピーライティング業界で世界最高の権威である全米コピーライター協会(AWAI)でライティングの基礎を習得後、SEOコピーライティングのパイオニアHeather-Lloyd Martin、コンテンツマーケティングの世界的第一人者Brian ClarkにWebコピーライティングを学ぶ。
さらにAWAIでビジネス用Webサイト作成スキルを習得、知識ゼロの状態から自社サイトSuper Clear Contentsを立ち上げる。その経験とインターネット業界の動向をふまえて、個人事業主や副業サラリーマンに向けて最新のビジネス用Webサイト構築方法を提供している。