WordPressが正式に発表!WordPress 5.4で画像データのLazy Loadingが標準装備に
これはWordPressでwebサイトを管理している人にとっては、かなり嬉しいニュースでしょう。WordPressが公式アナウンスで、この次リリースされるWordPress 5.4で画像データのLazy loadingの標準装備に向けて準備していることを発表しました!
以下、WordPressの公式アナウンスです…
The implementation seeks to enable lazy-loading images by default, providing the loading attribute with value lazy on the following img tags:
- Images in post content
- Images in post excerpts
- Images in comments
- Images in text widget content
- Individual images rendered via get_avatar()
Note that loading=“lazy” will only be added if the respective tag does not yet include a loading attribute. In other words, to prevent an image from being lazy-loaded, it is recommended to specifi loading=“eager”.
以上、引用終わり
Lazy loadingとは?
Lazy loadingとは、ユーザーがwebページを開いた時に、画面のスクロールに応じて画像データを順次読み込ませる仕組みのことです。スマホでページを開いていて、画面を下にスクロールしていって、ある場所に達した時点で画像データの読み込みが始まるの、経験ないですか?あれです。
なぜlazy loadingが好ましいかというと…もしこれを設定していないと、ユーザーがページを開いたときに画像データを含めたすべてのデータがサーバーからダウンロードされることになります。画像データが重ければ重いほどデータの読み込みに時間がかかり、ページが表示されるまでの時間がかかります。その結果、ユーザーのスマホになかなかページが表示されなくなり、ユーザーエクスペリエンスの低下をもたらすのです。
一方、lazy loadingを使うと、ユーザーが今見ている画面に表示されるべき画像データだけがダウンロードされるようになります。ページ表示までの時間が大幅に短縮され、ユーザーが欲しい情報を手に入れられずにイライラするようなことが大きく改善されるのです。
Lazy loadingが導入されるWordPress 5.4のリリース日は?
現時点では、WordPress 5.4のリリースは2020年3月31日を予定しているようです。もちろん今後の状況によってリリース日が遅れたり、lazy loadingの標準装備が間に合わなかったり…といったことも起こりうるでしょう。でも、まずは期待して待ちましょう。これでわざわざJavaScriptを使ったり、サードパーティー作のプラグインを使ったりして、サイトのデータを重くする必要がなくなります。
もしWordPressが提供するlazy-loadingの環境をテストしたい…というのであれば、テスト使用用のLazy Loading Feature Pluginというプラグインが利用できるようになっています。もし使われるのであれば、ぜひ使ってみて気づいたこと、改善が必要なところをフィードバックしてあげてください。
大堀 僚介(Ohori Ryosuke)
AWAI認定コピーライター
SEO contents institute認定コピーライター
何事も“超一流の専門家から学ぶ”をポリシーとしており、コピーライティング業界で世界最高の権威である全米コピーライター協会(AWAI)でライティングの基礎を習得後、SEOコピーライティングのパイオニアHeather-Lloyd Martin、コンテンツマーケティングの世界的第一人者Brian ClarkにWebコピーライティングを学ぶ。
さらにAWAIでビジネス用Webサイト作成スキルを習得、知識ゼロの状態から自社サイトSuper Clear Contentsを立ち上げる。その経験とインターネット業界の動向をふまえて、個人事業主や副業サラリーマンに向けて最新のビジネス用Webサイト構築方法を提供している。
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